いろいろ、知った。話したいことがあるって言ったら、何とか時間をとってくれてね...。最初は無理っぽかったんだけど、もうあの子も高校生だし、この春休みは宿題も出てないはずだしね?それで、OK貰って、色々話した。
実は最近...むむちゃんとマンネリ気味。毎日メールはするし、愛してると言い合っているのだけど...私の心に不安と乱れが生じているからかしら...どこか満たされない気分です。まぁあの子に人間関係の相談をするのもどうかと思うけど...やっぱりよく話せるしね。円も最近、遠距離の彼氏とすれ違っているみたいで、悩んでて、私の悩みまで押し付けられない。その結果、自分を追い込んでしまうんだ。一人で抱え込んで、人知れず傷ついて、涙を流してる...馬鹿だよね...(笑)でも狼は初めてあったときに「またいつでも悩みを聞いてくれる?」と聞くと「うん、自分でよければー」と言ってくれた。だから私の心は今、壊れずにすんでいるのだ。
それで...嬉しくて...私の正体の事も全部話した。あの子はいつも落ち着いてるから、驚いたり、どこかの馬鹿達みたいにはしゃいだりせず、「天使か...すごいな^^iriaにはまだまだ何かあるんじゃないかと思ってたよ~(笑)」って...私を避けずに笑ってくれた。ちょっと前まで中学生だったのに...あんな小さい子でもわかるんだ。もしかしたらあの子にも何かあるのかも...そう思って気を高めてみた。それで、あの子の...彼の事を色々知った。
私「狼の事...知っちゃダメかな?性別は?」
狼『なんでー?』
私「狼の事...もっとよく知っておきたいから...。言わなくても解るんだけど、自分の口から言って欲しい。」(本当はこの時点でわかってる)
狼『女やよ★』
私「おいおい(笑)」
狼『いや、なんとなくわかるでしょ。女々しいし(笑)』
私「まぁね(笑)でも...」
狼『?』
私「隠し事は嫌いだなあ?他に何かあるでしょ?(微笑)」
狼『イヤーン、実は中学生にありがちな病をわずらってます^^』
私「なんだそりゃギャハハハ(≧∀≦)ノシバンバン」
狼『さー』
私「でも、嘘は嫌いだな...。」
狼『何が?』
私「私...いま見てみたんだけど...貴方からは女のオーラを感じないよ?」
狼『ちょ、私オーラでてるの?!』
私「うん(笑)いま急に「私」って言い出したのもわざとらしいしね?」
狼『オーラ\(^o^)/オーラ、私にはわからんです!』
私「普通の人間は欺けても、私の目はごまかせないよ~...?」
狼『そう?』
私「お願いだから...隠さないでよ...。」
...それから暫く間沈黙。そして狼は言った。「ごめん、iriaの言う通り。ホントは男^^」私は安心したよ...狼が最後まで偽りとおすんじゃないかと思ってた...でも、それはしなかった。最近の私は心が乱れてるから、もしかしたら間違えちゃったのかな...とも思ったけど...(苦笑)
でも、もしかしたらあの子はまことと付き合ってるかもしれないな...。でもチャットにはまことのことが好きな男の人がいる...ちょりさんだ...。でも...私はまこととはちょりさんがくっついて欲しい。歳はかなり離れてるけど...天真爛漫なまことは狼とは波長が合わない気がするんだ...。狼は相手を信頼しない限り、なかなか本心を見せないタイプっぽいからね。
チャットが終わったあとも暫くは狼のことを考えてた。思えばあの子とは色々話したからね...miraの事も、学校のことも、本当の私の事も...それに、あの子の事も色々聞いた。ほめてあげたことも、お説教したこともあるよ。でも一番の思い出は...やっぱり始めてあったときかな。私があのチャットルームに初めていったときに狼はいて、miraの事を皆に話して、その後も話を聞いてくれた。ズタズタに引き裂かれて血が止まらなかった...いいえ、血も枯れ果てようとしていた私の心に、ゆっくりと愛を注いでくれるようだった。子供なのに、不思議な子...。
前を...向かないとね。最近は暖かくなって、春の風が身体にすがり付いてくる。さくらの花びらと共に...。
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