今、私が付き合っている人...それは、狼です。意外...かなぁ?(笑)ここのところ、とある事情があってブログには書いていなかったけれど、本当はいろいろあった。もちろん、むむちゃんと仲が悪くなったわけでもないし、私のところから去っていく人間は一人もいなかった。ただ...関係がいろいろと変わってしまいましてね...。
その日は狼とメッセをしていた。いつもと同じように、他愛のないことを喋ってたね。ただ、以前と少し違うのは、狼が男だとわかったこと...それで、なんだかお互いに意識しているような感じだったのね?異性として...。それで、私と狼が初めて出会った頃の話しになって...。「チャットに迷い込んできた私を気遣って、相談に乗ってくれた頃から、狼のことは好きだったんだよ?でもあの頃は女だといっていたし...本当なら、その場で告白してしまいたいほどだったんだ...。あんたの言葉は響いたね、私の心には...。」って言った。そしたら彼は「なんだ、それだったら早く正直に女って言っとくべきだったかな。iriaに見抜かれると思ってなかったから(笑)」ですって...。
私「それって、どういう...意味なの?」
狼「いやまぁ、iriaがそんな風に見てくれてると思わなかったしさー^^」
私「そう...それで...狼はどうなの?」
狼「何がー?^^」
私「私の事...どう、思ってる、の?」
狼「いや、勿論好きですよ^^」
私「本当...」
狼「うん」
私「私には、恋人がいるのに...それでも?(不安)」
狼「そういうのが見抜けるのがiriaの能力じゃないか★」
私「そう...ね。例え貴方が嘘をつこうとしてもわかってしまうわ。」
狼「ですよねー」
私「でも...やっぱり貴方の言葉で聞かせて?」
私「私の事...好き...?」
狼「好きだよ」
私はそのまま「待ってて...」と狼に言い残して一旦メッセから落ちた。
そして...最低なことをした。
むむちゃんの事は...振ってしまったのだ...。
「御免...私...むむちゃん以上に大切な人ができてしまったかもしれない。むむちゃんは羽の事も、運命の事も全部理解して受け止めてくれた。同じ心の傷も持っているし、私にとって最高の人。でも...狼に対する気持ちが抑えきれぬ!!彼は、私がチャットに来たその日から気になっていて...彼も私のことを気にかけて、愛していたらしいのね?それでさっき...思いを伝え合った。私にはむむちゃんがいるのはわかってるけれど...でも...。.....。むむちゃん...怒らないで聞いて?私はこれから、貴方に別れを告げようとしています。それでも、貴方と過ごした時間は本物だったんだよね...。狼には狼のいいところがあるように、むむちゃんにはむむちゃんのいいところかあるのだから...。貴方は幸せになれるよ...私は無理だけれど...先の事が見えるのは確かだから、むむちゃんが誰かと幸せに笑いあっている姿が見える。しかも、そう遠い未来の話でもないしね。貴方は幸せになれるんだよ♪だから...いつか現れるその人と幸せになってね...?私の事は忘れたって良い。恨んでもいいのだ。でも、前を向いて...幸せに.....。サヨナラは嫌いだから...またどこかで会おうな。See You Again (>∀<)」
こんなメールを出した...。そしたらすぐに返事があって...「そっか。今、泣いてるよ。ショックだった。それは本当のこと。わかってくれる人がいると思って、すごく安心してたんだ。だけど、俺はiriaに何もしてあげられなかったね。俺ばかりがいい思いしてたのかもしれないね。でもiriaがiriaの幸せを見つけられてよかった。iria、俺はもうすぐ幸せになるんじゃなくて、もう幸せだよ。iriaの幸せは俺の幸せでもあるからね。優しくて前向きなiriaが、今でも大好きだよ。大きく生きてください。それに、いつでもメールしてきてね。恋人としてじゃなく、友達としてでも大歓迎だからね。ps:iriaもきっと幸せになれるよ。俺には未来は見えないけど、そう信じてる」
それをよんで、私の頬を一筋の雫が流れた。
嗚呼...私は酷い女なのだろうな...。こんなにも愛してくれている人に別れを告げるのは、心が痛んだのがホントのトコロ。
そうだよね...むむちゃんのためにも、幸せにならなきゃ駄目だよね...。私は真面目すぎて、人の苦しみまで一緒に背負ったり、そんな事ばかりで辛い思いばかりしていた。死んでしまいたいと思ったことも何度ある。でも...いつか幸せになったら、其の時は彼にメールしてみようと思います。
それで、狼とのメッセに戻った。勿論、泣いている事は隠したけどね...。
私「今ね...」
狼「うん」
私「.....」
狼「どしたん?」
私「別れてきたんだ...むむちゃんと...」
私「メール出した。返事も来た。来なくても、そのまま別れるつもりだったけどね...(微笑)」
狼「なんでまた...」
私「わからない?(笑)」
狼「すごく仲良く付き合ってるんじゃなかったの?」
私「勿論、付き合ってたよ?とても楽しかった...いとおしいほどね。」
私「でも...」
私「好きなんだ...」
狼「?」
私「狼...あんたが...貴方のことが好きなんだよ!!」
狼「?!(゚д゚)」
私「これでわかって?私の本当の気持ち...本当のココロ...」
狼「そなんか。。。」
私「両思いだよ...貴方にとっては嬉しい事よね。私は複雑だけど...でも...私は貴方を選んでしまった...いいえ、自分の意思で選んだ...。」
狼「iria…」
私「謝る事はないんだよ?私も、初めて会ったあのときから貴方のことを愛していたのだから...。」
狼「うん…」
私「むむちゃんは今も大好き。でも今は、友達。それでいいんだ。」
狼「そうか…」
私「まぁ...一般的に見ればひどい女だろうがね?でも私は、どちらも軽い気持ちで好きになってるんじゃない。それだけはわかってほしいのだ。」
狼「うん」
私「いきなり会おうなんていわないよ。こっちもまだ心の傷は深いから...でも...いつか声を聞かせてね?」
狼「そうだね。俺もiriaの声を聞いてみたい。」
私「狼...」
そのまましばらく話して、眠った。すごく心地のいい眠り...。今まで悲しいことばかりで、眠ることもままならなかったのが...嘘みたいに...。
今度は私の書いた小説を見せる約束もした。書きかけだったのもペンを進めておかなくちゃ...。
大切な人のために...。
ある、雨の日の夜のコトでした...。
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