愛を確認した．．．。
むむちゃんから返事が来ました．．．。

「ごめんね、すぐに信じて上げれなくて」

ううん、いいんだ．．．。

「俺は、ｉｒｉａが何者でも．．．」

え、何．．．？

「好きだから．．．」

．．．．．。

．．．ありがとう。

その言葉を贈ったと同時に涙が出た。暖かい気持ちになって、大きな両手で抱きしめられているような．．．そんな感じになったよ．．．。思わず電話して、泣きながら喋った。そしたら不思議だよね．．．身体が本当に温かくなったんだ。肌と肌で触れ合っているようなしっとりした感覚．．．呼吸が伝わるような感覚．．．唇を重ねるような感覚．．．。
私．．．変かな？（苦笑）
でも感じたんだ。むむちゃんがそれを望んでくれてる。
ｍｉｒａに無理矢理やられたときとは全く違う、愛のこもった人のぬくもりが伝わってきた．．．。

多分、むむちゃんであっても身体を求められるのはまだ怖い．．．。でも、むむちゃんを感じながらなら、熱くなれる気がするよ．．．。

むむちゃんと話がこじれたのはもう一つある．．．。
実は、私が普通ではないことを、先日打ち明けたんです。その後からメールがギクシャクし始めた．．．。送ったのは以下の文章です．．．。

件名：本当の事．．．。
本文：メールありがとう♪俺も嬉しいぜ（≧∀≦）まぁ、本当に喜んでるんだけどね(笑)うんうん、こちらこそずっとよろしく！でもねむむちゃん、私と付き合っていくには、ちょっと覚悟が必要かもしれない．．．。それは痛みが伴うことや、苦しいことでは決してない．．．浮気をしてるとかでも決してないからね？しかし．．．かなりショックを受けさせてしまうかもしれないの。でも．．．心の豊かなむむちゃんなら受け入れられるって信じてる．．．いや、私には解るんだ(笑)いい？落ち着いて最後まで読んでね．．．？私は今までこうやってメールをしたり、電話をしたりしてむむちゃんと関わってきた。いつかは写真も交換したよね．．．。その写真やメールアドレスには偽りはないの。でも、黙っていることが一つだけある．．．。それは．．．信じてくれないかもしれないけど、私は普通の人間ではないということ。別に病気を持っているとか、そういうのじゃなくてよ？人間の身体をしてる．．．ただ．．．魂が、人間のものじゃないの。私の父親と母親は人間．．．でも私は、天使の生まれ変わり．．．なんだよね．．．。昔から不思議な力があって、その能力の所為でいじめられたりもして、心の傷はいっぱいある．．．人と同じように傷つくんだ．．．。力を恨んだりもした．．．でも、私はやっぱり変われなかったの．．．。霊が見えるし．．．予知夢も見る．．．神との意思疎通が出来る．．．。そして背中には、夜になると見える羽がある．．．。普通じゃ．．．ないんだ．．．。．．．むむちゃんはこんな事を聞いたらびっくりするでしょうね(笑)でも．．．それが事実．．．。むむちゃんとの事を真剣に考えたいからこそ話しているんだよ？そして．．．私は、願わくば．．．これを受け入れて欲しい．．．。私のすべてを解ってて欲しいの．．．。時間がかかってもいいから．．．わかって．．．？返事を待っています．．．。○○（本名）より

この後．．．ちゃんと返事は来たんですが．．．なんだかあまり信じていないような感じというか．．．あまりこの事についての返事がなかったんだよね．．．。やっぱり、いきなりのこと過ぎて動揺したのかしら．．．。普通の人なら、やっぱりネットでやり取りしている相手は人間だと思うもんね．．．。

嫌だよ．．．寂しいよ．．．。
私はまた傷つくの？
もう傷つくのにはなれた．．．でも．．．むむちゃんだけは特別だもの．．．。
またこの能力の所為で．．．。
また私が普通じゃないせいで．．．。

大切な人を失うというの．．．！？

ちょっと前の日記で．．．嘘をつきました．．．。実は、一時的に更新が減ったのはむむちゃんとの間に亀裂が出来たことでした。アキトさんの事をむむちゃんに話していたら、焼餅を焼かせてしまったみたい．．．。「ｉｒｉａがゆれているなら、俺なんか捨てて、アキトさんの所に行けばいいよ」って．．．確実に．．．嫉妬．．．だよね．．．？

でも．．．あまりチャットもしなくなったし、アキトさんとも今はなんでもない。ううん、最初からなんでもないの。私の心はむむちゃんだけのものだったし、アキトさんに言い寄られたときも断ったんだ．．．。でも．．．。

でも．．．むむちゃんはそれですら許せなかったみたいなのだ。そういっても、「ｉｒｉａの心が揺れた事には違わなかったんだろ？俺は女性恐怖症だし、ｉｒｉａのことを満足させてあげられるかどうかも解らない。だから、俺のことを待ってるなんて馬鹿なことはしなくていい」．．．。

彼は、そう．．．言ったのです。
そして、メールの返事をする勇気がなくなりました．．．。

彼の心を失ってしまったかもしれない．．．。

不安．．．。
そう．．．。
不安だけが、白い心の中ににじんでいくのです．．．。

天使は．．．闇に染まると堕天使となる．．．。この白い翼も、闇色に変わってしまう．．．。でも、それは嫌．．．。闇に染まった心を持つ私など、誰が愛してくれましょう？もしいつかむむちゃんと会うことが出来ても．．．漆黒の心では．．．。